当社は独自技術によってジルコニウムの多様な機能、特性を発揮させることが出来ます。ジルコニウム専門メーカーとしてお客様のニーズに幅広く対応します。
ジルコニウムセラミックスは固体でありながら酸素イオンを透過する特性を持っています。
酸化ジルコニウムは融点が約2,700℃と高く、高温域になっても体積変化がほとんど見られず、耐食性も優れています。
酸化ジルコニウムは、無色で可視光線の吸収がなく高い屈折率を有しており、屈折率調整に利用されています。さらに耐摩耗にも優れています。
ジルコニウムセラミックスは、マイクロクラックの発生により亀裂周りから加えられた力により結晶構造が変化し、その体積膨張により強度が向上します。その特異性により、釣り竿のようにしなって簡単には破損しない、高強度セラミックスとして知られています。
酸化ジルコニウムは酸性と塩基性を併せ持つ両性酸化物です。さらに添加元素によりどちらかの性質を高めることができ、触媒の用途にあわせ、その効果を高める助触媒として使用されています。例えば、セリウムとの複合化により酸素吸放出特性を向上させると、自動車触媒に適した助触媒となります。
ジルコニウムは酸素との親和性が高く、カルボキシル基やヒドロキシル基などと結合しやすいため、これらを有する有機化合物間に架橋し、低粘着性や耐水性などの特長を付与できます。
PZTセラミックス(鉛、ジルコニウム、チタン)は、圧力が加わると電気を発生し、電気が流れると変形します。